我が家の晶子と晶己は、小学3年、この夏9才になったばかりのふたごです。
双子といっても性格は全く違って、しっかり者の晶子と能天気な晶己。
晶子は家のお手伝いもするし、妹の智子から「ちっちゃいお母さん」
と、呼ばれるほど、面倒もよくみます。
「あきちゃん、はいい子だね。」と、誰からもよく言われます。
でも、お母さんは思っていました。
みんなのことを考え、無理をして、我慢して、頑張りすぎて辛いことも多いことを。
お母さんも、そんな子供だったような気がします。
なかなか上手に甘えられない晶子に、今年の夏、ご褒美の冒険旅行に出かけました。
去年、遊びに行った北海道の友人の家にひとり旅です。
晶子の性格をよく理解してくれている友人の由加ちゃんが快く引き受けてくれました。
晶子もうれしくてうれしくて、旅行までに宿題を終わらせるのだとがんばりました。
由加ちゃんの畑でとうもろこしを収穫するお手伝いをするのだと、
長靴を用意していました。
そんな晶子が、荷支度の途中、具合が悪くなりました。
頭が痛い、嘔吐、そのうちお腹が痛い、挙句は目まいがする・・・
熱はないし、風邪のようではない。
もしかして??本当は行きたくないのでは??
二人でお風呂に入ってじっくり話を聞いたら、「不安」でした。
一人で行くこと、飛行機に一人で乗ること。
航空会社の「キッズおでかけサポート」というサービスをお願いしているからという
私の独りよがりの安心でした。
晶子はひとりで不安を抱えていたのです。
やはり、一人で我慢して溢れてしまったんでしょうか。
抱っこして、
飛行場では客室乗務員のお姉さんが由加ちゃんの元まで連れて行ってくれること、
北海道では由加ちゃんがお母さんだから、何でも甘えていいんだよと、
話をするうちに、少しずつ笑顔が戻ってきました。
それでも不安を抱えて、今日名古屋から北海道の十勝に向かいました。
夜、電話で楽しそうな声を聞いて、ほっとしたと思ったら、
今度はお母さんが寂しくなってきました。
いろんな人に出会って、少しでも心が軽くなってくれるといいと思います。
そうそう、不安そうな晶子の様子を見た晶己が
「なんだか知らないけど、泣けてくる。晶子がいなと寂しい・・・」
と泣いてしまいました。
しっかり者の晶子が抱える不安、能天気な晶己も繊細な感情。
晶子の一人旅、
晶子だけではなく、家族にも、いい経験になりそうです。
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